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マッサージのメリットとデメリット
昨今、リラクゼーションを目的としたマッサージ店舗が街に溢れています。血流の改善やリラックスすることで疲労を休められるのがマッサージの役割です。ですが、こんな経験はありませんか?
・してもらっている時は良いがすぐに戻る
・施術直後あるいは翌日に体が痛い
・逆に疲労を余計に感じるようになった
このようなケースは筋肉の「もみ返し」と呼ばれていて、マッサージのデメリットの一つになります。
「もみ返し」とは、結論から言うとケガの一種です。筋肉は筋繊維という細い組織が束になって作られていますが、その筋繊維に傷がついた状態、つまりもみ返しの最大の原因としてはドーゼオーバー(doseover)が挙げられます。
ドーゼは刺激量のことで、手や足で強く体を押す施術をしてしまうと、体の耐久性が低い人にとってはダメージになってしまうのです。
実は、理想の刺激量は定義されていて「弱い刺激が組織の働きを目覚めさせ、中程度の刺激が組織の働きを促進する」です。なので、この法則を利用して筋肉の緊張を緩和したり、体の回復力を高めたりすることが可能です。
もし過剰刺激の場合、筋肉の働きが邪魔されるどころか、筋繊維が傷ついてしまい最終的に筋肉の働きを静止させてしまいます。さらに強い力でのマッサージに慣れてしまうと、徐々にこれまでの刺激量では足りなくなったり、マッサージの効果そのものを感じにくくなる可能性も生じます。
Handless Seitaiでは、背骨の歪みを整えてから体の回復力を高めるために全身のマッサージを加えています。日本最高峰の治療家が考案したメニューなので、もみ返しのリスクを最小限にしただけでなく、即座に痛みの改善を期待できる施術です。