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体の柔軟性が痛みに及ぼす影響とは
生まれつき体が硬い、または加齢と共に体の柔軟性が低下することはよくあります。ここでの柔軟性とは、可動域を決定づける筋肉の柔らかさを示します。
膝を伸ばしたまま手が爪先に届きますか?背中の痒いところに手が届きますか?立って腰を反らして後ろが見えますか?今この投稿を読むのを止めてチェックしてみてください。もし1つでも当てはまるなら、将来的にあるいは既に体を痛めている可能性が極めて高いです。
体が硬い人は柔らかい人と比べて同じ動作でかかる負担が増えると言われています。例えばパワーに置き換えて考えると、アームレスリングの大会でチャンピオンと素人が試合をする時、素人は100%の力を出しますがチャンピオンは10%の力で足りますよね。これが日常では、洗い物や掃除をする時の前傾姿勢・1日の歩行や座っている時間など、柔軟性のレベルによってあらゆる場面で負担のかかり方が異なります。
ではなぜ柔軟性が低下してしまうのか、答えはシンプルです。1つは加齢に伴う筋肉量の減少のためと言われているので、適度な運動の継続で柔軟性を長持ちさせましょう。もう1つは、背骨の歪みによって一部の筋肉に過剰な負担がかかり柔軟性が低下する場合です。実は後者が原因のほとんどを占めており、若くても体が硬い人は多いと思います。なので整体による背骨の歪みの改善が柔軟性の改善に繋がり、結果として痛みの根本改善や再発しにくい体作りが期待できます。